2013年6月6日木曜日

ラオス四日目

5月25日。

朝ごはんを食べているとバンファイを乗せた軽トラックが通ったり、
荷台に乗った、女装をした大勢のファラン(欧米人)が横切ったりした。
いよいよ「バンファイ祭り」。
ロケット花火を空や山に打ち上げて、雨を降らせてくださいと祈る儀式でもある。
これからの農作物を育てる時期に備えるのだ。
祭りをやっている川岸の広場に行く。
ここでも入場料を払って、肩にチケットがわりの包装紙でつくられた花のバッチをつけてもらう。食べ物の屋台、移動式メリーゴーラウンド、ライブステージまである。
たぶんビアラオの会社が協賛しているよう。
ラオスの人はビアラオを飲みながらバンファイが打ち上がるのをみたり、
ライブの音に合わせて踊ったりして楽しんでいる。


奥に大きいバンファイの発射台があって、順番に打ち上げている。
はしごに登って火をつけたらすばやく下に降りて離れる。
大きな音とともに高く高く打ち上がっていく。
たまに不発弾や、爆発したりと結構危ない。
ねずみ花火みたいに回転するものもあった。
ラオスはタイよりは大分涼しいけど日中は日が照って暑い。
コーラを飲みながらバンファイを見る。
高く、遠くまでバンファイが飛ぶのが成功したときにラオスの人が手をあげて喜んでいるのを見て、こっちまで嬉しくなる。
こういう素朴なことにみんなで喜ぶことができるっていい。


昼過ぎにカヤックをしに行く。
ピーkhamというインストラクターのお兄さんと一緒にトラックに乗って
川の上流まで行く。今回は8kmコース。
ピーkhamは麦わら帽子とジーパンをはいた素朴なお兄さん。
私とDBが同じカヤックに乗り、後ろからピーkhamが別のカヤックに乗って補助するという形で行くつもりだったが、私がヘタ過ぎて全然進まない。
結局一つのカヤックに三人で乗り、
前にDB、後ろにピーkhamが乗って二人でこいでもらって、
私は何もせず、真ん中で三角座りをして景色をながめるということに。
山きれいだなあ。洞窟のあるところは壮大。
浮き輪でぷかぷか浮いているファランとすれ違ったり。
8kmって結構長い。
見て学んだので差し支えなさそうなところで交代してちょっとこいだりした。
途中、休憩場所があり、ピーkhamはビアラオを買ってタバコを吸っていた。
マイペースなお兄さん。DBがバンファイのことについて聞いたりしていた。
カヤックの終点近くがお祭りのやっている広場で、
バンファイがこっちに飛んでこないかドキドキしながら横切る。
日が暮れる7時頃まで飛ばし続けるらしい。

びちょびちょになったので今日泊まるゲストハウスを決めてシャワーを浴びる。
ヴァンビエン2日目の夜は1日目と違うゲストハウス、
安めの高床式のロッジに泊まっていた。
そしたら真夜中、大トカゲの「トゥッケートゥッケー」という鳴き声にびっくりして起きて、しばらくしたら豪雨が降り、雨が屋根にあたる音にまたびっくりしてあまり眠れなかった。なので快適だった1日目と同じところで、良い景色はもうたっぷり見たから景色が悪い方の部屋で安めにしてもらった。
少し休憩して散歩。
広場にだいたいの人が集まっているから街は静か。
閉まっているお店も多い。おなかがへってローティ(クレープ)を食べる。
観光客向けにとにかくサンドウィッチとローティの屋台が多い。
チョコレートクリームとココナッツパウダーをかけてもらう。
むっちゃ旨い。今までで一番おいしいローティだったかも。
夕暮れとバンファイの飛んだあとの煙もまたきれいだった。
晩ごはん。
一番混んでいるお店に行ったらあまり美味しくなくて残念。
ハニーポークバーベキューを頼んだら
本当にはちみつ焼きで甘かった。
場所が良いのかなぜか毎日流行っている。

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