2013年3月31日日曜日

結婚の条件

昼は学校、夜は展示のセッティングの日々が終わり、
無事に二つのExhibitionがオープンした。
オープンしてやっと全貌がわかった。
一つはラマ5世の弟の貴重な写真と歴史をたどる展示で、
もう一つは全く別のアーティスト、Angkarnのドローイングや詩の展示だった。
オープニングパーティもあったり、偉いっぽい人も来ていたので
大きい展示を同時進行でしてたからかなり大変やったんやと思う。
パーティの食べ物をつまみ食いしたり
展示を見たり写真を撮ったりして楽しんだ。

DBとTayが率いるこのセッティングチーム、髭、ロンゲと見た目がいかつい。


土曜日は久しぶりに舞台を通して知り合ったタイの友人、
PooとKawtooと会う。
MBKで待ち合わせして「Shezzler」へ。
ロイヤルホスト的なファミリーレストランで、
メイン料理のステーキやハンバーグを頼んだら
サラダやスープの食べ放題がついてくる。
メインよりもサラダの方がおいしいので、みんなそっちをメインに食べる。
久々にお腹パンパンに食べる。


その後DBも合流してカオサン近くにあるbarへ。
お店は内装がかなり凝っていておしゃれ。
屋上に芝生が敷いてあって、風も吹いて気持ちいい。
この日は月が大きくて赤かった。
 
エレベーター。
ドアは手動で開け閉めするし挟まりそうででちょっとこわい。


この3人組が揃っているのを見ると嬉しい。
一緒に稽古をしていた「Melody♥Cup」の頃を思い出す。
Pooは日本が好きで、男性のタイプも日本人。
ぜひ誰か紹介してくれと言うが条件が厳しい。
見た目が草食系男子で、英語ができて、お金をそこそこ持っている人。
私の周りでは心あたりがないので誰かいたら教えて欲しい。
もう三十路もせまってるから見た目は妥協するみたい。
タイ人の女性が結婚の相手に求める条件として
「お金」が一番だそう。
PooとKawtooも
「若い頃はなくても良いと思ってたけど現実を考えるとお金持ってないと厳しい」
とまじめに話す。
日本も一部の人は「お金」が一番やけど話を聞いていると
タイの方が重要度が高い気がする。
タイはお金で解決することも多いし、
(例えば運転で違反しても警察に賄賂わたせばなんとかなったりする)
日本より明らかに貧富の差、というかライン引きがはっきりしている。
上!中!下!ってわかれている。
日本ではスタバやデパートは低所得のアルバイトでも行くけど
タイでは中流以上しか見ない。
相続税もないからお金持ちの家に生まれたらずっとお金持ちだし、
貧乏の家に生まれたら這い上がるのは日本よりずっと厳しい。
だから結婚の条件にお金が一番なのも道理。
学校でも同じ話題があり、
「旦那のお父さんが金持ちでお母さんが亡くなっている」のが良い、みたいな
冗談なのか本気なのか、ひどい条件もあった。


それにしても、たらふくshezzlerで食べた後に
さらにビールとおつまみを食べる彼らの胃に追いつけない。

2013年3月27日水曜日

職人

携帯いじりながら、お菓子食べながら、喋りながらのながら仕事は当たり前のタイ。
暑くてしんどいから、だいたい座りながら売ってるし、だるそう。
タクシーの運動手も感じ悪いのが普通で、感じ良い人に出会ったらあたりだ。
特に今のバンコクのタクシー運転手はストレスがたまっていて前より感じ悪くなっているらしい。
そんな感じでムスッと働く人をいっぱいみたから
タイの人は働くの嫌いなんかなと思ってたけどそんなことなかった。
特に今日はいっぱい職人を見た。

午前中、電気屋街で買出し。
日本のメーカーが多いけど、タイ向けに製品がつくられているものもある。冷蔵庫とか洗濯機の容量が大きめやったり。ブラウン管テレビもまだ売られているし。
プラスチック屋に行き、プラスチックの板をカットしてもらう。
プラスチック屋さんが職人で、カットする様がかっこよかった。

その後BACCへ行き、セッティングの続き。
三カ所で展示があり、一つは26日にプレオープンする。
今回の展示で関わったプロフェッショナルな人たち。

歴史の照合をDBの大学の同期で今は先生をしているDuan先生。
見るからに学者肌で聞いたことは必ず答えてくれそう。
かわいいクマのワンポイントがあるリュックを背負っているのが印象的。

映像の制作をする大学の先輩。
この人が本当に頭が良くて心の中でジーニアス先輩と呼んでいる。
あまり話さず、クールに仕事をこなす。
すごく賢いのに、学生の頃からいろんな仕事をし過ぎて単位が足りず卒業できなかったという。

展示の為のステッカーを貼るステッカーマン。
ひたすら一人でもくもくとスピーディに15時間くらいステッカーを貼り続けていた。
みんな職人。そういう人こそ楽しそうに働いている。


現場に慣れてきて少しずつできることを探し、手伝う。
プラスチックの板に彫られた文字を金粉を塗って浮き上がらせる作業。
 

集中してやる仕事はさらに暑くなる。
期限がせまっていてみんな必死のパッチ。
徹夜作業。
いろんな人の力を借りてつくられているExhibition。
DBが所属するセッティングチームも頑張っている。
いっぱいお客さんが来たらいいなあ。










2013年3月25日月曜日

セッティング

BACCの展示の手伝いに行く。
タイの王様、ラマ5世の弟の歴史をたどるExhibition。たぶん。

土曜日から仕込みが始まり、DBはその監督みたいなことをしている。
日雇いの学生のアルバイトやスタッフを雇ったりしている。ロイヤルファミリーも関わっているし、シリアスな雰囲気なので結構大きい企画なんだと思う。
スタジオにいると学生の頃や舞台の仕込みのことを思い出して懐かしい。
しばらくこういうことに関わることはないやろうと思っていたのに、いつの間にか関わっている。

BACCに関わるのも二回目。
2009年に初めてタイに行き、高嶺さんの展示の手伝いに行った時だ。
作品をつくる過程の現場に行きたかったのと、
タイ人とのパフォーマンスが終わったばかりでタイに行ってみたかったのだった。
観光はあまりしなかったけど、
初めて一人で飛行機に乗ってタイに行き、
衝撃と刺激的ないろんな思い出が残っている。


手伝いというか言葉がわからず、雰囲気しかわからないので雑用しかできない。
パシリすら出来ない。
切ってはいけないところを切ったりして凹む。
せめて邪魔はしまいとゴミ拾いをする。
というかタイの人は本当に片付けるのが苦手。
散らかしたら散らかしっぱなし。
食べたものをその辺に置く。コーラをこぼす。
日本の美術館やったらきっと発狂してる。
片付けながら仕事をしないので段取りが悪い。
でも自分もいまいち役に立たないのでやきもき。



働くときのセット。
コーラと水と氷。
あと氷を入れるクーラーの役割を果たすバケツ。
このバケツに直接コーラを入れてストローをさして飲むことも。
働いて汗かいたあとのコーラが本当にうまい。
パラダイス。





夜食のカップラーメン。
トムヤム味。
激辛でむせる。
フォークがセットで中に入っているので便利。







2013年3月24日日曜日

カノム

自分の好きな時間に授業が受けられるのでたまに生徒が1、2人の時もある。
15時の回が2人だったので
今日は先生からタイのカノム(お菓子)をご馳走になる。
おやつ食べながら授業。
もち米を使ったお菓子で、日本でいうとおもち的存在。

「カノム ニャオ」
もち米にココナッツフレークをまぶして
あられとシロップをかけて食べる。
香ばしくて美味しい。

「カノム ドゥアン」
カラフルなもちにココナッツを削ったものと
ごまとココナッツミルクをかけて食べる。
ドゥアンの意味を聞いたらいも虫だった。
いも虫お菓子。日本ではあまりないネーミングセンス。

お菓子を食べる取り皿の形が画期的。
アイスクリームのコーンみたいな形。
ただ、うすっぺらくて汁がすぐに染みてくる。
 

これらは昔ながらのお菓子らしく、今の若いタイ人はあまり食べないらしい。
もっぱらスナックとかアイスクリームとかケーキ。
色とかイメージですごく甘いんじゃないかと思って敬遠してたけど
どれもあっさりして素朴で美味しかった。

2013年3月23日土曜日

連敗

一人だとバイクタクシーにぼったくられる。
10B(バーツ)のところ15B払わされる。
日本円で15円くらいのもんやけど
値段どうこうじゃなく、よそ者扱いされた感じでなんか寂しい。

一回目は家の前まで送ってくれたので、
いつもより距離がちょっと長いせいかと思って
ステイ先の家族に話したら10Bでいいよと言われる。
二回目はいつも10Bだよ、というアピールをするものの
おばちゃんにニコニコ顔で15B。と言われ、急いでいたので払ってしまう。
2戦0勝2敗。
3戦目は負けない。

学校が終わって、DBと合流。
カオサンで打ち合わせ兼ねての晩ご飯に参加。
DBはBACC(バンコク芸術文化センター)の展示のセッティングの仕事で最近忙しい。
カオサンはバックパッカーがいっぱいいて、
夜は妖艶でカオスな雰囲気。キラキラギラギラしている。

日本料理のお店。
名前だけ聞いたことがある「竹亭」へ。
DBの家族や友人に日本料理が好きな人が多いので
思ったより日本料理食べる機会が多い。
日本人のお客さんも結構みかける。
すきやき、とんかつ、寿司とオーソドックスなメニューから
「ほうれん草卵とじ」というえびの天ぷらとほうれん草を卵でとじた、
いまいち見慣れないメニューもある。
だしが恋しくなったのできつねそばを頼む。
きのこたっぷりで見た目美味しそうやけど
かなり甘かった・・。


2013年3月20日水曜日

タンブンいろいろ


DBが敬虔なブッディストなので
私も毎朝一緒に見よう見まねで祈っている。
パーリ語でお経を唱えるけど、歌みたいで短いし覚えたい。

わたしが初めて家に来た日に「これからこの家に住みます、お護り下さい」
と祈ってくれたのがすごく嬉しかった。
毎日お供え物もする。
お供えした後は食べてもいいんやけど、
毎日お供えするから食べきれない牛乳とコーラとコーンフレークとするめが
店に陳列するみたいにいっぱい冷蔵庫に残っている。
少しずつお賽銭も貯めていて、
日曜日のお寺ツアーみたいに寺に行った時に持っていってお布施する。

本当にこの国の人はタンブンにお金を惜しまないし、種類が豊富。
いくつかは日本でもなじみがあるけど、、
というか日本でちゃんとしたことないかも。初詣でお賽銭いれるくらい。

お寺ツアーで気になったタンブン
●金箔を仏像にぺたぺた貼る
自分が治したいところや気になるところに貼るそう。
足が悪かったら足に、
きれいな顔になりたかったら顔に貼ったりする。
私はなんとなく丹田が体の中心やし、へその下あたりに貼った。

●お賽銭箱がいっぱいあって小銭をいれる
十箱くらいあって小銭をいれる。
たくさんあるので楽しくなってくる。


●お寺の土地に寄付する
お寺の土地の一部に寄付するのに申込書みたいなのを書く。
土地を買うみたいにみえる。


おまけ


意外と俗っぽいものも置いてある。
たぶんルーレット式おみくじ。

 

2013年3月19日火曜日

お寺ツアー

日曜日にDBの妹、ピーJaaとお寺ツアーに行く。
(年上の人には名前の前にピーをつける。私にとってはお姉さん)

朝6時に出発して、ワットアルンのお坊さんと共に、
バスで4つのお寺をはしごするツアー。
一軒ずつ、みんなでちゃんとお経を唱えてお祈りもする。

まだ眠いのでバスの中で眠ろうとするが
結構な爆音でブッダに捧げる為の音楽が流れていて眠れず。
まずランシット市場に寄り、朝ご飯を食べる。
花屋でタンブン(お布施)をするための花も買う。
輪っかになっていてかわいい。


ワットアルンから2時間程して一つ目のお寺に到着。
「ワットプラブッダチャイ」
岩に金箔がいっぱい貼られていて、さらにブッダの姿が印画されている。
(うすーく茶色い色のがそう)
神秘的な場所だった。
近くにスーパーでかい蜂の巣があり、フラッシュはたかないでと言われる。
こわい。
野サルもいっぱいいた。

二寺目「ワットナープララン」
お寺の駐車場に入る前にバスが電線にひっかかって
バリバリいうものの強行突破したのと
お坊さんになる前の儀式で「ええじゃないか」みたいな
踊りをしていたのとで、このお寺のことあんまり覚えてない。
黒いピカピカの仏像があった。

三寺目「ワットプラブッダバーッ」
ブッダの足跡があるお寺。
棺桶みたいなところがあって、中は金箔とお金だらけ。
金箔をお布施として買って、好きなところに貼るのです。

四寺目「ワットジャンタランシー」
大きい僧侶の金色の仏像があるお寺。
他のところよりもピカピカに手入れされていてゴージャスな印象。

4つも半日でまわるから予定がきつきつでスピーディなツアーだった。
なので細かいところまであんまり覚えてない。 
でもツアーのスタッフみたいな人が途中でおやつを買ってきてくれたり
珈琲を入れてくれたりとサービスいっぱい。
同じ参加者のおばちゃんがおやつくれたりと満腹ツアーでもあった。
とにかくいろいろ盛りだくさんなツアーだったので
晩ご飯に魚入りのお粥を屋台で食べて帰宅して
ぐっすりたっぷり眠る。


2013年3月17日日曜日

ムエタイ

学校までの行く道を模索する日々。
迷わず、安定してきた。
学校で先生が話すフリートークをひたすら聞く。
冷蔵庫の中には何が入っているかという話。
化粧水、美容クリーム、香水。
暑くて使用期限が短くなったり、気化してしまうという。
あとビキニ。
タイ人は海に行く前は水着を冷凍庫で冷やすらしい。ほんまかな?

帰りに街の中心に寄ると
ナショナルスタジアムの横で
アマチュアの世界チャンピオンを決めるムエタイをしていた。
無料なので思わず観戦。
初ムエタイ。

タイ人の選手の試合は特に盛りあがる。
結構近くで見れたので迫力あって面白かった。
試合の前にモンコンというはちまきみたいなのをつけて
選手が踊りを舞い、儀式をするんやけど、
試合よりもこっちの方を生で観れたのに嬉しくなる。
後で調べると「ワイクルー・ラムムアイ」といって、
自分の師と両親に感謝をささげ、神に勝利を願い、
舞いは闘争心を高める効果があるらしい。
また野外で戦っていた頃は踊りながら地面のコンディションを確かめていたらしい。
そう言われると振りの構成がそんな気もする。

会場全体もお祭りの雰囲気になっていて楽しかった。
服、おもちゃ、ごはん、おやつの屋台。
バナナチップスを買う。




観客席にいた舌の長いトイプードル。
暑くて舌を出し過ぎて?

2013年3月16日土曜日

極端

学校までの行き方が
ボート+歩き+地下鉄
ボート+バス
バス
といろいろあるので試してみる。
道も自分の足で歩いた方が覚えるし、
街をもっと知りたいのでなるべく歩きたい。
が、この日は暑過ぎて断念する。最近日差しが強い。
でもって学校は冷房の効き過ぎで寒い。
日本から空港まで着てきたジャケットを着るくらい寒い。
先生も寒くてコートを着ている。
汗だくで学校に着いて、教室で凍える。風邪ひきそう。

昼休憩に無性にチキンのからあげが食べたくなりKFCへ。
日本より安いし美味しい。
タイらしく、スイートチリソース、スプーン、フォークが常設。
チキンも皿もグラスもでかい。


生活していて思うのが
日本人と体格はそう変わらないタイ人なのに
物の大きさや好みが欧米寄りな気がする。
まず日用品、家具、家電と身の回りにあるものが大きい。
今まで行ったことのある家だけなんかな。
DBの家のは業務用ばりに洗濯機がでかい。
これで服洗って穴あかへんかなと心配になるくらい。
日本ってなんてコンパクトに生活してるんやろう。
次に匂いがきつい。
料理の香草やハーブの香りがきいてるっていうのはわかるけど
歯磨き粉とか洗剤とか。
匂いはさりげなく香るくらいが好き。
きつすぎると酔ってしまう。いろいろ匂いでごまかされてる気もするし。

この日、
バジルチリ炒めに辛ー!ってなって
アイスクリームに甘ー!ってなって
ミントタブレットにスー!となる。

2013年3月15日金曜日

タンブン

14日は誕生日でした。
もう完全にアラサー。
タイの人にとって誕生日の曜日も重要。
曜日ごとの仏様があったり、色がある。

月・火・水(朝)・水(夜)・木・金・土・日曜日それぞれ、
黄・桃・緑・黒・橙・青・水・赤色となる。

占いにも曜日うらないがある。
偶然にも今年の誕生日は木曜日。
生まれたのと同じ曜日をタイで迎えられるのはなんとなくラッキー。

朝6時に起きてタンブンへ。
タンブンとは僧侶やお寺にお布施をして「徳を積むこと」。
誕生日にするとさらに良いみたい。
日本では誕生日は人からプレゼントをもらったりお祝いしてもらったりと、
贈ってもらってばっかりだけど、
この日はお坊さんに贈る。
お布施セットみたいなのが売っていて、それを買って道の角でお坊さんをまちぶせ。
ごはんとおかずと水とフルーツと蓮の花とお賽銭。
お坊さんは裸足なので、敬意を表して自分も裸足になる。
お坊さんに触れてはいけないので、
お坊さんが持っている鉢の中にお布施セットを一つずつ入れる。
そして唱えてもらって、祈って、おわる。
よい朝だった。
ちょっと仮眠して学校へ。


ローティというクレープみたいなおやつがある。
タイじゃなくてイスラムの方の食べ物。
それが大好きでタイに来てからずっと食べたいと思っていたけど、
食べたいと思ったときに屋台が移動していたり、
満腹の時にあっさり屋台を見つけたりと
なかなか食べるチャンスが来なかった。
誕生日ケーキ代わりに食べたいなあと思ってたら
偶然出会う。
バナナ入りでコンデンスミルクと砂糖をトッピング。
徳を積んだから出会えたのだと思う。






2013年3月13日水曜日

あるく

タイ語語学学校に行きはじめる。
やっと。
しようと思っていることが慣れない土地だと何倍もかかる。
最近は特にどんくさかった。


チャオプラヤー川をはしるボートで通学。
気持ちいい。
 
埠頭についたら歩いて地下鉄の駅に乗り換え。
このことを語学学校の先生に話すと
「歩いて?15分?信じられない」と言われ、
DBの家族にも同じことを言われる。
タイ人は歩くのが嫌いだ。
確かに毎日こんなに暑くて、歩きづらい道も多いから
個人的なしんどさレベルでは 
タイで10分歩くしんどさは
日本の20分歩くくらいのしんどさ。
歩いて5分くらいの距離が平均的に限界と思う。
10分くらいの距離はバイクタクシーという便利な乗り物があって、
それに乗る。だいたい30〜60円くらい。 
電車の駅がないところはタクシーかバスか。
自転車も暑いし歩道は日本みたいに整ってなくて凸凹してるし、
車道は荒い運転の車が多いから乗れたもんじゃない。
それでも、おしゃれな自転車に乗るのがステータス、みたいな流行が
ここ5年くらいであるらしく、
乗っている人をたまにみかける。

バイクタクシーも気持ちいいけど
ノーヘルメットやし結構こわい。
DBに「横乗りで乗りなさい」と注意され、
横乗りバランス悪いし、またがって乗りたいんやけど。と言うと
女の人は乳が運転手の背中にあたって、
運転手がわざと急ブレーキをかけてさらにあたるようにするから良くない。
横乗り失敗して落ちるよりも乳あたった方がましやと思いつつ
言う通りにする。


2013年3月12日火曜日

日本でもみかける

ここ一週間の写真のデータが手違いで消えてしまう。
結構良い写真あったのに。
一応確認できるものの、すごく小さいしアップロードできない。
お試しの復元ソフトなど使ったがもうお手あげ。
気を取りなおして地道に撮ろう。
 
日本でもみかけるお店シリーズ。
スターバックス。
味は日本のお店とほとんど変わらない。
もともとアメリカのお店やしね。
値段は日本の半分くらい。
でもいっぱい試食をすすめてくれる。
ケーキ頼む必要なかったかもっていうくらい。満腹になる。




8番らーめん。
日本では金沢で見かけるものの食べたことなかった。
一番シンプルな8ちゃんらーめんというのを食べる。
家でつくるらーめんの味。




ダイソー。
日本よりちょっとキレイめな印象。
タイから見るとインポートのお店的な感じなのかも。
値段も100円ではなく、少し高めの60バーツ(約180円)。
売ってるものはそう変わらない。
タイの友人達が日本に来た時に100円ショップにかなり喜んでいたのに納得。
 

2013年3月11日月曜日

犬とねこ

タイのねこは美猫が多い気がする。
かわいいというよりきれい。
体つきもしなやかで美しい。
DBの家にも別に飼ってはいないが
エサだけやっているネコがいる。
はたから見たらほとんど飼っているようなものやけど
エサをやったらねこ達は外に出かけて行く。
他の家でもエサをもらっているかもしれない。



床にでろーんと大の字で寝ている犬をちらほら見る。
近所のセブンイレブンの入口のど真ん中で寝そべっている犬。
いつもここにいる。
なんて迷惑なヤツやと思ったけど、
ある朝、めちゃ暑くて
タイの家の床はだいたいひんやりとしたタイルなので
ベッドから移動して犬と同じようなポーズをして寝た。
セブンの犬の気持ちがすごくわかった。

2013年3月9日土曜日

めん

タイではつい麺ばかり食べてしまう。
日本でも麺は好きやけど
暑いと米より麺の方が食べやすい。
タイにはいろんな種類の麺料理があって楽しい。
まだまだ食べてないのがいっぱいある。
今回来て初めて体験したクイッテアオ・クワ・ガイ。
パッシーユ(きしめんみたいな太さの米の麺を炒めた焼うどんみたいな料理)と
良く似ている。
クイッテアオ・クワ・ガイはパッシーユよりも
麺をカリカリのクリスピー状態になっていて、
使っている調味料も微妙に違う。
チリソースと粉唐辛子をかけて少し辛めにするとさらにおいしい。

ステイしている家の近くにある店。
いつも忙しそう。
今は2代目がやっているみたい。

 
このどんぶりマークがある店は美味しいです、という看板。
グルメ評論家が決めるらしい。
このマークがあるお店に行けば失敗しない。
でもこれがなくても美味しいお店もいっぱいある。




語学学校と芸大

最近はわりと涼しくて過ごしやすい。
ステイしている家はバンコクの中心部から離れていて
まだ一人で十分に行動できていない。
いつまでも頼っているわけにはいかないし早く慣れなければ。

タイ語の学校の見学に行く。
だいたいの情報はWebでわかったけど、雰囲気が一番知りたかった。
1校目の「WALEN」はライティングからやる勉強法。
タイ人のスタッフがバリバリに化粧したオフィスレディ。
日本人のスタッフもいた。

2校目の「AUA」は最初はひたすら会話を聞いて、
十分に会話を理解できるようになってからライティングに進む勉強法。
大手でしっかりした印象。移転したばかりで教室もキレイ。

3校目の「BLS」は基本的な会話を勉強してからライティングに進み、
わりとリーディング、ライティングが同時進行する勉強法。
家からも通いやすくて、安い。アットホームな感じ。
先生と直接話しができたのも良かった。
でも今回の授業のタームがすでに始まっていて、
今月末まで待たなければならない。
うーん、迷う。さっさと決めよう。

学校を見学した後、DBの母校シラパコーン大学へ。
芸術大学で、日本で言ったら東京芸術大学くらいのしっかりした大学。
大学内や周りをウロウロ。
自分の大学の頃を思い出す。
近くの郵便局でポスト型貯金箱を発見。
この間、内職したのとはまた別のタイプ。
しかも値下げしている。
建物もかわいい。
タイの郵便局すてき。

2013年3月6日水曜日

選挙

日曜日はバンコク知事を決める選挙でした。
タイでは選挙前日の18時から当日の24時まで禁酒。
酔っぱらってはダメということらしい。
街中にポスターが貼ってあったり、
ニコニコ手を振る選挙カーが通ったりとそこは日本と同じ。
街で見る候補者のポスターの数字がとびとびなので何でか聞くと
資金を持っているか持ってないかの違い。


DBの投票についていった後、バンコクの郊外のラチャブリーへ。
トヨタ、ホンダ、イスズ...途中に日本の自動車の店舗がたくさん。
DBのお父さんの仕事の手伝い。
中古で買ったセカンドハウスのチェックをしにいく。
ちゃんと修理がされているかどうか。
家の周りにバナナの木が覆いしげっていて緑がいっぱい。
にしてもこの日は暑かった。
お昼を食べて、
大きいステューバがあるお寺 プラ・パトム・チェーディーへ。
裸足になって周りを歩いたり、併設されている博物館を見たり。
その後近くの市場に寄る。
ラチャブリーあたりには美味しい店や安く物が買える店が多くて
バンコクから人がたくさん来るそう。
自分にハンガーと下着を買う。
下着屋なのにノーズブラ。

2013年3月5日火曜日

内職

2日目。
DBの仕事についていく。
DBママが買い付けたスーツのカバーをスーツ屋さんまで運ぶ。
タイでスーツ着る人ってどのくらいいるんやろ。
こんな暑さの中で着る人って偉いと思う。

夜はDBの友人のテーの仕事の手伝いに行く。
テーとテーの後輩達が先に作業していた。
みんな見た目がヤンキーぽいので少しビビる。
ネコ2匹と犬1匹とタカの子どもが1羽もいる。
テーの家に入るとこんなものがいっぱい並んでいた。
何かのアート作品かと思ったら
タイの郵便局からの依頼で、ポスト型貯金箱を作る内職だそう。
裏はハンコが押せる仕組みになっていて、かわいい。
ひたすらハンコを底にはめて、ふたを閉める作業。
まさか来て二日目に内職するとは。
テーはお礼のかわりにごはんをおごってくれた。
テーと後輩達は酒を飲んで、お菓子を食べながら作業。
それぞれの部品が正確なサイズじゃないから作業がスムーズにいかない。
4時間くらい作業して帰宅。

出来上がりはこんな感じ。あとガルーダのマークをつけて完成。
ちょっと欲しい。

2013年3月3日日曜日

ひとやすみ

ここ最近のこと。
まだインターネット環境が整ってなくてブログが不規則。

これから私は高嶺さんの舞台を通して知り合った、
タイの友人DEARBORN(ディアボーン以下DB)の家に滞在する。
DBの実家ではなく、実家から歩いて10秒の伯父さんの家。
伯父さんは一年のほとんどは仕事でアメリカにいるので気兼ねなく暮らせそう。

1日目は体を休める日に。
タイに来て初めて食べたのが
クイッテアオナームセンミー(タイラーメンの細麺)。
ああ、おいしいなあタイ。久々のごはんが胃にしみた。


ごはんの後はタイのTVを見ながら昼寝して、
夕方DBママと家の周りを散歩。お寺がいっぱい。
月曜日が万仏節の日でお祭りがあったそう。
お坊さんがその片付けをしていた。
DBファミリーにお土産を渡す。
DBの妹、チャーには化粧品、資生堂のアイブロウ。
お姉さんには甘いもの、いちご大福。
お母さんには金魚柄の麻のれん。
お父さんには豆菓子。
あと日本茶とか抹茶チョコレートなど。

暑さに慣れるのに時間がかかりそう。
疲れもまだ取れない。



到着まで25時間②

12時って言ってたのに9時に
激しいドアをノックする音で叩き起こされ、空港に向かう。
この国も時間に関して信用できない。
杭州から上海へ。昼12時に着く。
チケットの再発行の手続きをする。
ベトナム行きの女の子と別れ、
同じタイ行きのフランスのおじいちゃんとタイ人3人と行動する。
他の日本の人は日本人同士でつるんでたけど
タイ人といる方が気をつかわないしホッとした。

満席の為、21:40発の飛行機まで席がない。
チケットを取るのに18時まで待つことに。
お腹が減ったのでフードコートへ。
ラーメンと小龍包とレモンティーを注文。
フランスのおじいちゃんにそんなに食べるの?と言われる。
あんまり美味しくなくてお腹減ってても完食できず。
タイ人達もこのスープ味ないねんけどって笑ってた。


タイ料理屋で働いてたこと、円安のことなど話しながら待つ。
空港でいろんな国の人を見てやっぱり国民性ってあるなあと実感。
中国の人はすぐ怒るし並ばない。
フランスのおじいちゃんは自己主張が強く、
「国際空港でwifi使えないなんて信じられないよ」と愚痴りながらもあんまり怒らず。
タイ人は「このキャンセルになったチケットはお土産だね」
と冗談を言いながらマイペース。
日本人は怒ることもなく、ただけだるそうにしていた。
学生が多かったのもあるけど、フワっとしていて、
今、国同士でケンカしたら完全に日本は負けるんじゃないか。
日本大丈夫かなと日本の未来に勝手に不安。
もちろん、皆が皆そうではないけど国ごとの雰囲気は確かにある。

18時にチケットを取りにいくが、
まだ天候が悪くて飛行機が戻って来ていないし
今日飛ぶかわからないと言われ、また1時間後に来てと言われる。
1時間後に行ったら、30分後に来てと言われる。
早くタイに行きたい。
丸一日くらい美味しいもの食べてない。
ぐったりしてたらやっと飛行機が飛ぶことになりチケットが取れた。
長かった。こんなにタイって遠かったっけ。
タイの入出国カードをもらった時は安心して涙が出そうだった。

空港で迎えに来てくれる友人を待ちながらの一杯。
チョレートドリンク。おいしかった。

2013年3月1日金曜日

到着まで25時間①

タイに到着して3日目。
やっと落ち着いてパソコンに向かっている。

関空から出発して、機内食食べてすぐ寝てしまった。
起きると着陸間際で、夜景が見えた。
トランジット先の上海に到着。
これが上海の夜景かー
サロンパス、明治おいしい牛乳...企業の看板が見え、
やっぱり中国には日本の企業がいっぱい進出してんねんなあ。と思ったら
福岡でした。
上海の霧で着陸できず、日本に帰ってきたのでした。
隣に座っていた中国の人が怒り気味で話していたので嫌な予感はしてたけど。
それから1時間半待って飛んだもののやっぱり着陸できず、
中国の違う都市、杭州に着陸。
もう0時。本当ならもうタイに着く頃。
出国手続きのスタッフもおらず、出国できないので機内でしばらく待つ。
中国語と早口の英語で説明されるので、
何が起こっていて、これからどうするのかよくわからない。
他の乗客と情報を交換しつつ人の流れに着いて行く。
今日はもう飛べないのでホテルへ。
小雨、霧、運転の荒いバスで不安な気持ちに。

4時にホテルに到着。
一人の部屋が良かったら200円払わなくてはならず、 
次の日置いて行かれたら嫌だったし、これからベトナムで仕事をする日本人の女の子と相部屋。
昼12時にロビーに集合してバスで空港へ行くとのこと。
せっかくやし美味しい中華の朝ごはん食べたいなあと思いつつ
シャワーをして寝る。
シャワーでかなり疲労回復。

つづく