2013年3月31日日曜日

結婚の条件

昼は学校、夜は展示のセッティングの日々が終わり、
無事に二つのExhibitionがオープンした。
オープンしてやっと全貌がわかった。
一つはラマ5世の弟の貴重な写真と歴史をたどる展示で、
もう一つは全く別のアーティスト、Angkarnのドローイングや詩の展示だった。
オープニングパーティもあったり、偉いっぽい人も来ていたので
大きい展示を同時進行でしてたからかなり大変やったんやと思う。
パーティの食べ物をつまみ食いしたり
展示を見たり写真を撮ったりして楽しんだ。

DBとTayが率いるこのセッティングチーム、髭、ロンゲと見た目がいかつい。


土曜日は久しぶりに舞台を通して知り合ったタイの友人、
PooとKawtooと会う。
MBKで待ち合わせして「Shezzler」へ。
ロイヤルホスト的なファミリーレストランで、
メイン料理のステーキやハンバーグを頼んだら
サラダやスープの食べ放題がついてくる。
メインよりもサラダの方がおいしいので、みんなそっちをメインに食べる。
久々にお腹パンパンに食べる。


その後DBも合流してカオサン近くにあるbarへ。
お店は内装がかなり凝っていておしゃれ。
屋上に芝生が敷いてあって、風も吹いて気持ちいい。
この日は月が大きくて赤かった。
 
エレベーター。
ドアは手動で開け閉めするし挟まりそうででちょっとこわい。


この3人組が揃っているのを見ると嬉しい。
一緒に稽古をしていた「Melody♥Cup」の頃を思い出す。
Pooは日本が好きで、男性のタイプも日本人。
ぜひ誰か紹介してくれと言うが条件が厳しい。
見た目が草食系男子で、英語ができて、お金をそこそこ持っている人。
私の周りでは心あたりがないので誰かいたら教えて欲しい。
もう三十路もせまってるから見た目は妥協するみたい。
タイ人の女性が結婚の相手に求める条件として
「お金」が一番だそう。
PooとKawtooも
「若い頃はなくても良いと思ってたけど現実を考えるとお金持ってないと厳しい」
とまじめに話す。
日本も一部の人は「お金」が一番やけど話を聞いていると
タイの方が重要度が高い気がする。
タイはお金で解決することも多いし、
(例えば運転で違反しても警察に賄賂わたせばなんとかなったりする)
日本より明らかに貧富の差、というかライン引きがはっきりしている。
上!中!下!ってわかれている。
日本ではスタバやデパートは低所得のアルバイトでも行くけど
タイでは中流以上しか見ない。
相続税もないからお金持ちの家に生まれたらずっとお金持ちだし、
貧乏の家に生まれたら這い上がるのは日本よりずっと厳しい。
だから結婚の条件にお金が一番なのも道理。
学校でも同じ話題があり、
「旦那のお父さんが金持ちでお母さんが亡くなっている」のが良い、みたいな
冗談なのか本気なのか、ひどい条件もあった。


それにしても、たらふくshezzlerで食べた後に
さらにビールとおつまみを食べる彼らの胃に追いつけない。

1 件のコメント:

  1. 木村敦子2013/04/04 21:59

    なるほどな話。プーの条件、厳しすぎて笑える。でも応援したい。

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