2013年10月7日月曜日

一般人

最近日本に一時帰国していた関東出身の友人と
一ヶ月ぶりに会ってお茶する。
土曜日の高嶺さんのイベントの興奮がまだ残っていて
地震のときの話や原発に対してどう思うか聞く。
今、汚染水漏れてるって聞いたけど日本はどんな感じ?って聞いたら
え?そうなの?全然みんな騒いでない、
そんな感じじゃなかった、と聞いて少し驚く。
ネットでしか日本のニュースを見なくて人の反応は自分の想像でしかなかったから
もう少し一般的に危機感があるのかと勝手に思っていた。
「一般人は何もできないんだな」って地震の時に学んだと話すので詳しく聞いてみると

地震があって次の日に
友人のお姉さんが病院務めで、
そこの院長はいろんな情報を知ることのできる地位にいた。
公表はされてないけど本当に放射能が危ないから西に逃げるぞ、とお姉さんに
仕事中に急に言われ、会社も急に休めないから嘘ついて休んで
山口県にある、院長の知り合いの家に一時避難していたらしい。
でも結局遠足に行くくらいの荷物しか持って来なかったし、
一週間程すると、仕事もあるから東京に帰らなくては行けなくなったときに
お金などの余裕のある人は海外に逃げたりできるけど
一般の人は何かの都合で帰らなくてはならない。
目に見えない危ないと言われてるものの中に帰らなくちゃいけないのは恐怖でしかなかった。地震後3日目が放射能の影響が一番ひどかったらしく、その時に居なかったのはありがたかったけど、知らない方が良かったとも思ったという。
やっぱり権力のある人がお金が欲しくて原発をやめないから無くなるのは
なかなか難しいんじゃないかとも話した。

一般人にできることって何だろう。
仮に一般人全員がやめたいって、なったらやめられないのか。

お茶のあとPantipという電化製品の店が集まっているショッピングモールへ。
DBは仕事の買い出しでLCDデジタルフォトフレームとUSBを買う。
Mac用のタイ文字が書いてあるキーボードカバーを見つけて買う。
これがあればパソコンでもタイ文字がうてる。

 帰り、DBがストレスたまった時は良いもの食べる!と言って
「神戸ステーキハウス」へ行く。
名前から高そう、やめよう。と言うとそんなに高くないから大丈夫とのこと。
店内は昭和時代の大衆レストランっぽい雰囲気で
店員の女の子は赤と黒の服かテロテロの安っぽい生地の浴衣を着ていた。
でも味は美味しかった。
DBはなんで美味しいもの食べると力がみなぎるんだろうと嬉しそうに言っていた。
渋いランチョンマット。


0 件のコメント:

コメントを投稿