2013年11月17日日曜日

ローイクラトーン

毎回タイに来る時は偶然ローイクラトーンの時期で
初めての時はチュラロンコーン大学に行って
お祭りとミスローイクラトーンを見て、
池でクラトーン(バナナの葉や花でつくった灯籠)を流した。
2回目はチェンマイに行って
当日ではなかったけどコムローイ(熱気球)を飛ばしたり、
祭りのライトアップを見たりした。
ローイクラトーンは旧暦12月の満月の日。
農業の収穫に感謝し、
生活として使う川の水にいつもありがとう、という感謝と
川の水を汚してごめんなさいという謝罪をする日。

混んでなさそうなピンクラマ橋にDB、ピーJarの3人で行く。
クラトーンの屋台がいっぱい。



オーソドックスなバナナの幹に花やバナナの葉でつくられたのを買う。
人数分買う?と聞くと
「どうせゴミになるから一個でいい」とピーJarのドライな答え。
その後珍しい舟型のクラトーンを見つけて結局買ってた。


わたしもパンで作られたカメの形のクラトーンを買いなおす。
パンだと後で魚が食べてエコになるかも。
食べられるということでちょっとかじったけどやっぱり美味しくはなかった。


ラッキーなことにピンクラオ橋からボートが出ていて
20バーツでラマ8世橋のそばまで行ってくれるという。
川岸からだと上手く流れないし、乗ることに。
ラマ8世橋からコムローイをあげている人がいっぱい。
ラマ8世橋は近代的なデザインで好き。
そこから火の光がいっぱい上がっていく。
都会のローイクラトーンもいいなと思った。


ムーバーンに帰ってクラトーンと一緒に買った線香花火をする。


中国製の花火で、日本の線香花火と違って針金でできてる。
燃え方も一定で、いつ終わるのかもわかる、なんて味気ない線香花火。
日本のと違う。と二人に言い、日本から線香花火を持って来ていたのを思い出す。
大江戸花火っていう名前やったかな、国産の一番良いやつ。
英語で上手く風流だみたいなことが言えず、
とりあえず日本のはもっとロマンチックだと言った。
ああこれこれ。燃え方も途中で変わったりして、
火の玉が落ちるか落ちないか見届ける。
やっぱこれだよと思ってたら、
遅い。確かにきれいだけど、これのどこがロマンチックだ。と言われる。
まあ確かに中国製のよりゆっくりで地味な燃え方。
DBママにもやってもらうも、これだけ?と笑われる。
この線香花火の儚さみたいなのはタイ人には全然伝わらず。

家からもまだコムローイが見える。ふわふわ飛んで行くのが面白くていつまでも見ていられる。
夜中1時になってもまだまだ続いていた。

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