2013年11月29日金曜日

ランプーン3日目

3日目もコーヒーで朝が始まる。
ピーGoiがチェンマイで買って来てくれたパンにはちみつをかけて食べる。


コーヒータイムの後、
木工細工を商売にしているお店、工場を何軒か見学。




象だらけ。
こんなにも象が売れるのか。
アメリカから来たDBの親戚も象を買ってたけど。
でもあんまり細かいつくりをしてなくて工業的だった。
OTOPブランドの布製品が売っている村へ。
高品質のタイパンツが100バーツ。お土産用もあわせて3着買う。

Dhamaパークに戻ってお昼。
お昼のあと、準備と宴疲れで今日はみんなサバイサバイモード。
昼寝や釣りをしてのんびり。


たまたまコットンの布づくりをしに、働きにきているおばちゃん2人に出会う。
本当は土曜日だけど今日は特別に来たという。
私も体験させてもらう。
おばちゃんはするするとこなすけど、
見ているよりもずっとむずかしい。
DBもあとから来て参加。
一番初めの行程。とれたての木綿をほぐす作業。
弓のようなものでバシバシするとふわっとなる。


糸状になった木綿。

オイル缶をまくらに昼寝しているアチャーンに声をかけ、
帰ります、というと
その前に友人の芸術家のアトリエに連れていってくれた。

一人の芸術家は今ギャラリーを建設中。


ガーデンアーティストと呼ばれる芸術家のアトリエ。
庭園の花の絵がたくさん。

どの芸術家もおしゃべりが好きだ。
それに比べてアチャーンInsonは口数が少なくて、
一見説明下手のように見えるけどアチャーンInsonのスタイルが好きだ。
帰り、チェンマイ行きのロットゥー(乗りあいワゴン)の停車場まで送ってくれて
別れはあっさり。
バンコク行きの夜行バスの数がチェンマイの方が多いので北上。
ぎゅうぎゅうのロットゥーに1時間程乗ってチェンマイに到着。
降りる場所を間違えたりなんたりしてるともう時間がなくなり、
とりあえず晩ごはんを急いで食べる。
「アルーンライ」という有名なお店。
どれも美味しい北部地方の料理。ゆっくり食べたかった。



それから赤いソンテオに乗ってバスターミナルまで直行。
バスの中で今回の旅のことを思い出す。
アチャーンのところで働いてる人達はみんな優しかった。

アチャーンInsonが手伝ってくれないかと言って声をかけられた人達。

聞いてみると、昔はドイツのホテルで働いていたシェフだったり、
銀行員だったり、ごはん屋さんをしていたり、有名な彫刻家の子孫だったり。
見た目は完全に農家のおっちゃんなのにハーレーに乗って帰っていったりする。
それなのに今はのんびりしたランプーンで生活している。
たぶんそれぞれ事情があったんだろうとDBは言っていた。
アチャーンはその人達の給料やDhamaパークの電気、水道代などを支払わなくてはいけない(結構膨大な額)。
彫刻、絵画、家具づくり、アクセサリーのデザインなどなんでもつくるし
毎日作品をつくって働いている。
ランプーンに住んでいる人達に仕事をあげて助けあっている。
オイル缶をまくらにして寝ているアチャーンを見てDBは
なんか世界がわかった気がすると仏教的なことを言っていた。
(たぶん枕は枕じゃなくても良いみたいな)
とにかくアチャーンInsonは偉大で超自然体な人だった。
そして大きい鼻と笑い方が太田省吾さんに似ていて、思い出していた。

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