2013年8月10日土曜日

偏屈

BACCのタイ音楽のセミナーへ。
ASEAN各国の文化交流のイベントの一つで
東南アジアのいろんな言語を使った歌詞でタイの楽器を使って音楽を演奏。
たぶん駄洒落みたいに歌詞を構成していてみんな笑っていた。
今度は日本語に挑戦したいとも言っていた。

帰りに彫刻家Takに出会う。
先週であったインソンさんとも友人で、
近くにギャラリーがあるから来ない?と誘われていく。
ラチャテウィー駅の近く。路地を入ると下町が広がっていた。
このあたりは安くて美味しい店が多いらしい。
もう21時なのにまだにぎわっていて、ごはんとおかずを買ってTakの家で食べる。






自家製のにんにく漬けもいただく。


アトリエは物がいっぱいで映画にでてきそうな雰囲気。
こんなに使わないだろうというくらい道具がいっぱいある。
古道具屋や泥棒市場に行って買い集めるのが趣味みたい。
ごはんが終わってからTakの作品やコレクションを見たりした。
主に木や石の彫刻の作品で、
ここまでつるつるに美しい曲線にするのは大変なんだと説明されて
初めて彫刻の作品の見方を知った気がする。
孫の手やナイフの柄など生活用品も趣味でつくっていて、
これは売らないんだ。コレクターがウチに来て
作品じゃなくてこっちが欲しいとか言うんだけどこれは売らない。と話していた。
確かに抽象的な形のものより見慣れた生活用品の道具の形だと
見慣れている分より美しく見えておもしろい気がする。


最初は話を聞いていて楽しかったけど、
2階3階にあるコレクションの自慢もはじまり、
自分のことばかり話すので疲れてしまった。
とにかく喋り続けてなかなか帰るチャンスを伺えず夜中0時半になってしまった。
帰りの車の中でDBが
「話し相手が欲しくていつもこんな感じ。いつもお前は未熟者みたいに言われる。
すごい芸術家だとは思うけど恋人もいないし、
時には家族のことも考えなくちゃいけない。あれは寂し過ぎる」と話した。


0 件のコメント:

コメントを投稿